1952-05-29 第13回国会 衆議院 地方行政委員会 第56号
それは近県の衛星町村あるいは都市といわれるような所は、まるで東京都民のねぐらである。いわゆる通勤人をもつて一つの町なり、市なりの大部分を占めておる。この衛星都市といわれるところの町は、金もうけやあるいは働き場所は東京でいいかもしれないけれども、収入のない、いわゆる負担力のない人だけがはみ出されて、何とか東京都の経済的な、財政的な援助をしてもらわなければいけないというようなことを聞くのであります。
それは近県の衛星町村あるいは都市といわれるような所は、まるで東京都民のねぐらである。いわゆる通勤人をもつて一つの町なり、市なりの大部分を占めておる。この衛星都市といわれるところの町は、金もうけやあるいは働き場所は東京でいいかもしれないけれども、収入のない、いわゆる負担力のない人だけがはみ出されて、何とか東京都の経済的な、財政的な援助をしてもらわなければいけないというようなことを聞くのであります。
従つて札幌市の衛星町村とでも申しましようか、そういう関係で、人口の密度が非常に棚密なために、物価の高騰が札幌市に比較して決して劣つておらないのでございます。ことに札幌市の隣接地でございますから、各種工場が多いために、これらの一般の勤労者、一般の消費者、こういう点からいいまして、非常に物価が高い状態でございます。